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HR Column

キャリアコンサルタントに関するコラムや最新情報など随時更新しています。

キャリア面談の質が各段にアップする「HRパーソナル診断」

キャリコンインタビュー

2021.11.13

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こんにちはHRラボ株式会社代表の塚田亜弓です。

今回は、キャリアコンサルタントとアセスメントツールの活用というテーマで書きたいと思います。おすすめのアセスメントツール、面談の価値を高めてくれる「HRパーソナル診断」についてもお伝えいたします。

満足度の高い面談とは?

キャリアコンサルタントからすると、

「キャリアカウンセリングの経験がほとんどとなくて、面談に自信が持てない」
「会話のネタが少なく、相談者との関係構築が上手くできるか不安」
「面談という目に見えないサービスをどのように販売するべきかがわからない」

相談者からすると、

「キャリア相談をしてみたいけど、うまく自分のことを話せるか不安」
「職場で導入してみたいが、社内に面談の良さをどうやって説明してよいのかわからない」


そんな悩みを抱えていませんか?

キャリアコンサルタントの仕事の主軸となる「面談」は、およそ1時間という短い時間の中で相談者が抱えている一番の悩みをどこまで引き出せるかが要となります。相談者はいくら相手がプロだとしても、初めて会った相手に人生に関わるキャリアの悩みを相談することに高いハードルを感じます。キャリアコンサルタントがいかに相談者の緊張や不安をやわらげ、自己開示してもらえるように関係構築できるかが、面談の満足度に反映されます。

1時間の面談の中で、相談者との関係構築にどの程度の時間をかけるかはケースバイケースで、キャリアコンサルタントによっても変わってくると思いますが、1回きりの面談である場合には、ある程度「見立て」や「今後の支援」まで持っていくことが求められます。

しかし、「うまく会話が続かず、ほとんどの時間を関係構築に使ってしまいました」「そもそも、関係構築をどうしたらいいのかわからず面談に自信がありません」と嘆くキャリアコンサルタントは意外にも多いものなのです。
働き方が大きく変化している今、これからのキャリアに不安を抱える人が増えています。キャリアコンサルタントの需要がますます高まる中、それぞれのキャリアコンサルタントが自信を持って個別面談や企業研修を行い活躍できるように、そんな思いから、2021年11月1日一般社団法人HRアセスメント協会を立ち上げ、HRラボでもキャリア面談の価値を各段に向上させるアイテムとして「HRパーソナル診断」を導入することになりました。

使いこなせるアセスメントを持とう

「ひとりでも多くのお客様に、キャリア面談の価値を感じて欲しい」そのような思いで、HRラボはキャリア面談の質の向上に取り組んでいます。面談を価値あるものにするためにおすすめしているのは、使いこなせるアセスメントを1~2つ持つことです。

VPI(職業興味検査)、職業ストレス検査、GATB(一般職業適性検査)など様々なアセスメントがありますので、ご自身にあったものを見つけて、面談向上のツールにしていただけたらと思います。以下に代表的なものをご紹介いたします。

テスト名称 特徴 所要時間(目安) 対象
厚生労働省編 一般職業適性検査(GATB) 9つの適性能(知的能力、言語能力、数理能力、書記的知覚、空間判断力、形態知覚、運動共応、指先の器用さ、手腕の器用さ)を測定し、適性職業群を示す検査。 紙筆検査(45~50分)、器具検査(12~15分) 中学2年生以上(13〜45歳未満)
職業レディネス・テスト(VRT) ホランド理論に基づく、6つの職業志向性と、3つの基礎的志向性から職業興味や自信度などの特徴を得る検査。 45分(+採点15分) 中学2年生〜高校3年生
VPI職業興味検査 6つの興味領域(現実的、研究的、芸術的、社会的、企業的、慣習的)、5つの傾向尺度(自己統制、男性-女性、地位志向、稀有反応、黙従反応)を測定。160個の職業名に対する興味の有無を回答する。 15~20分(+採点時間) 短大生、大学生以上
キャリア・インサイト 適性診断、総合評価、職業情報、キャリアプランニングの4つにより構成されるパソコン使用の自己探索システム。(①職業経験の少ない若年者対象/②35歳以上で職業経験のある求職者対象) 約1時間 ①18~34歳/②35歳以上
YG性格検査 120の質問からなる質問紙法の性格検査で、情緒、人間関係、行動、知覚の特性を判断する検査。 30分(+採点時間) 小学生〜成人
東大式エゴグラムTEG 55の質問に回答する質問紙法検査で、交流分析理論に基づいた自我状態の診断ができる検査。 10分(+採点5分) 15歳以上
HRパーソナル診断 対人関係で必要なコミュニケーション能力を120問の設問に答えて、12項の尺度をグラフで可視化。個人の能力はもちろん、誰とどのように働くか、その理由と方法が明確になる「関係性」を読み解く検査。 10分(即時出力) 小学高学年以上

私自身も様々なアセスメントを学び、面談に活用してきました。そうして、キャリア支援の場で使い勝手がよいと、たどり着いたのが「HRパーソナル診断」です。

HRパーソナル診断とは?

「HRパーソナル診断」はコミュニケーション診断として、15年以上の実績を持つパーソナル診断をもとに、キャリアコンサルタントが仕事に活用できる要素を折り込んで開発した独自の個性診断テストです。

対人関係で必要なコミュニケーション能力を120問の設問に答えて、「会話性」「交流性」「幸福性」「表出性」「共感性」「尊重性」「融和性」「開示性」「創造性」「自立性」「感受性」「充実性」12項の尺度をグラフで可視化します。

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それらを複合的に分析し、相談者の個性やコミュニケーションの構造を明らかにしていきます。

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「HRパーソナル診断」活用の3つの効果

HRパーソナル診断にかかる時間はわずか10分!結果は即グラフで可視化されます。
面談時にその場でしてもらってもいいですし、相談者に事前に回答いただけば、詳しい解説に時間を割くことができます。短時間で個性・コミュニケーションの構造が明らかになるため、限られた時間内で相談者の課題を見いだす手助けとなってくれます。

HRパーソナル診断を活用して得られる効果は次の3つ。

①個人の特性が本質からみえる

結果がすべてではないので、あまり先入観を持ってもいけないですが、この結果をもとに「相談者自身がどう感じたのか?」「おそらくこんな悩みがあるのではないか?」という会話のキッカケとして、非常に有効です。

②チームの関係性がわかる

HRパーソナル診断は他者との関係に用いてこそ力を発揮します。苦手な相手や難しいと感じる相手にも、どうしたら良い関係をつくるか個々にわかるため、社内の座席配置や、部署異動に活用すれば円滑な人間関係が実現されます。結果として仕事の効率アップを図ることができるのです。

③新人研修、管理職研修、どんな研修やセミナーにも活用できる

研修社員同士の診断結果を並べて互いの違い、個性の違いを知ることで、研修を楽しくわかりやすくすることができます。新人研修、管理職研修、女性管理職研修、ハラスメント研修など、どんなセミナーにも活用可能です。事前の課題としておくことで、自分現状の課題をしっかり認識し研修に参加することができます。

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キャリア面談に必要な要素が盛り込まれた診断を使うことで、お客様との関係構築から、課題創出、解決への糸口を見つけるまでの流れがスムーズになり、より高い満足度を得られるようになりました。
まだ、しっくりくるアセスメントに出会っていないと感じるキャリアコンサルタントの方には、是非HRパーソナル診断を試してほしいと思います。

「HRパーソナル診断」受検/販売代理店制度にご興味のある方は、HRラボお問合せフォームよりご連絡ください。資料は以下よりダウンロードいただけます。