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【キャリコンフェスONLINE】DAY3 「キャリア✖脳科学」

セミナーイベント情報

2020.05.31

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キャリコンフェスONLINE  DAY3 「キャリア×脳科学」 ~男女脳の違いから学ぶ~ 感性コミュニケーション講座

3DAYSでキャリア+αの知識を学んできた「キャリコンフェスONLINE」もいよいよ最終回。今回も当初枠を上回る50名の方と一緒に「キャリア×脳科学」について学びました。 オンラインレッスンでは「~男女脳の違いから学ぶ~ 感性コミュニケーション講座」を題材に、感性アナリスト/プロダクトデザイナーの手塚 祐基さんにご講演いただきました。そもそもの脳の働きから、男女脳の特徴を踏まえた思考やコミュニケーションの違いなどについて学ぶことができました。

活動概要

日時 2020年5月30日(土) 13:00~15:30
開催形式 オンライン開催
参加者数 50名(DAY1、DAY2に続いて、今回も増枠分まで完売となりました!)
講師 感性アナリスト/プロダクトデザイナー 手塚祐基さん
進行 キャリコンサロン運営事務局 塚田・杉島

プログラム

【第1部】オンラインレッスン
~男女脳の違いから学ぶ~ 感性コミュニケーション講座

❑男女脳コミュニケーションとは何か?
❑男女脳を理解する
・男女脳の違い・コミュニケーション方法の違い
・モノの見方の違い・モチベーションの上げ方の違い
・購買意欲の違い・良かれと思ったことが裏目に出る行動
・それぞれの特性を活かす組織を作るには?

【第2部】オンライン交流会
グループに分かれて、
❑自己紹介
❑オンラインレッスンの感想の共有

【男性脳と女性脳のコミュニケーションのポイント】(抜粋)

・「男性脳」はじっくり言葉を紡ぎ女性脳は機敏に動いて話す中で考えと感情を整理する
・じっくり動く「男性脳」は物事を「察する」のが苦手。言わなきゃわからないのが男性脳
・「男性脳」には結論から話す簡潔なコミュニケーションが大事
・「女性脳」は機敏がゆえに相手の言葉の奥を考えて返答しがち。対話の際は「単刀直入な質問」ではなく、「今日こんなことがあって」と軽い自己開示で話の呼び水を渡すといい。
・「女性脳」は会話による共感を求める。「女性脳」の方との会話は10分でもいいので言葉の復唱や伝え返しで、共感を示しながら聞く。

また後半では、仕事の場面にフォーカスを絞って報告/相談/提案などの場面ごとの男女脳の特徴と、欠点を解消するポイントについて解説いただきました。

【男女脳を理解する】より(抜粋)

≪男性脳/女性脳とは何か?≫

男性や女性の多くがそれぞれ咄嗟に使う感性や思考の仕組みのこと。
機能の有無ではなく、癖や利き手(右利き左利き)のイメージ。

≪男性脳の特徴≫

右と左それぞれの脳を個別に回転させて情報を処理。
脳をばらばらに動かしているため、情報を結び付けて物事や人の表情などの変化に気づくのが苦手。
自分の快不快にも鈍感なことから、自分の気持ちや相手の反応に左右されることなく、客観的で公平な判断ができ、集中力も長続きしやすい。集中力の高さから命がけで働き続けることができる。

≪女性脳の特徴≫

右脳と左脳が連携し、脳全体をフル稼働して情報を処理。
気が付いたことや感じたことを思考を司る言語野に入れられるので、変化に敏感。感じたことを口に出し、相手の共感を得ることに快感を覚える。

【職場でのコミュニケーションのポイント】(抜粋)

◆自主経営・セルフマネジメントをおこなう

≪お話をいただいた例≫

・「男性脳」上司への報告は結論を最初に、数字や具体例を交えて簡潔にする。
・「男性脳」の上司は、ルール重視の傾向。横紙破りや頭越しの相談はせず、ルートとルールを守ること。
 (ルールを守らないことで優秀な人も思わぬ低評価を受けていることがあるそう。)
・「女性脳」部下から「男性脳」上司へ提案をする際は、根拠を明確にしつつ他の選択肢も用意する。「男性脳」上司は部下の直観を信じて決断をする目も大切。

この他、様々な部下や上司の対応例を取り上げて、具体的にお話をいただきました。

【オンライン交流会】

オンラインレッスンを受けて、交流会では7グループに分かれ、レッスンの感想と共に自分の経験談交えての意見交換をおこないました。途中、講師の手塚さんの参加や、キャリコンサロン代表の塚田さんの乱入もあり、どのグループも大いに盛り上がりました。
各グループ進行役のキャリコンサロンメンバーも、日頃鍛えているファシリテーション力を発揮して、短い時間の中でまとめ上げていました。

参加者の声より

・日ごろの男女間のコミュニケーションに対する疑問について大変納得した内容でした。部下上司、夫婦、親子などの関係性を高めることに役立ちそうです。ありがとうございました。

・男女脳の差を知り、共感や理解を「目指さない」という冒頭の一言が斬新でした。分からない者同士だから面白い、と違いを楽しむよう一個人としても努めたいと思いましたし、キャリア支援の場においても、お伝えしていければと思います。

・「男性脳と女性脳の違い」という観点から、ヒトの思考や性格、クセをどのように捉え、それを実際のカウンセリングにどう活かすべきか?考えさせられる良いキッカケとなりました。

・男性脳、女性脳というテーマでキャリアとどう結び付くのか?と最初は疑問もありましたが、お話聞いて脳の違いという視点から学べて大変参考になりました。 なにより手塚さんのお話が面白い!! 何度も「あるある!」と感じ終始笑って聴かせてもらいました。
性差や個人差といってしまえば簡単ですが、ちょっとしたボタンの掛け違いが実は脳の観点から説明がつくのは科学的であり且つ実際的であり、仕事でも日常でも活用できる有意義なことを学ぶことができました。

・講師の方のお話は軽妙なテンポでわかりやすく終始楽しめました。男性脳と女性脳の違いを様々な角度から教えていただき、これまでの様々な場面について説明がつき、納得感が得られ気が楽になりました!今後も本日教わった視点をよりよい関係構築に活用していきます。ありがとうございました!

・脳科学×キャリア支援とは?と始め想像がつきませんでしたが、 手塚さんの分かりやすい説明とケース共有で、なるほど!と目から鱗の連続でした。 男女のキャリコンで得意不得意が分かれそうだとも、思ったので、 クライアントの性別とも合わせて理解を深めて自身のキャリア支援に役立てたいと思いました。

運営担当より

3DAYSで行われたキャリコンフェスONLINEですが、最終日の今回も、当初の定員枠を増枠しての開催となりました。

全編を通じ、日常のコミュニケーションや仕事でよくあるシーンを例として取り上げていただいたことで、耳や心に刺さるポイントが多く、チャットに共感と納得のコメントが並ぶ大盛り上がりのレッスンとなりました。

手塚さんが強調されておられたポイントの一つは「違いを理解し、認めて協力することで互いの欠点を補い、よりよい関係やチームができるようになる」ということ。
相手との違いを受け入れる大切さは前回のDAY2で学んだ組織論にも通じ、DAY2参加者には学びもより深まったように思います。

またもう一つのポイントである「それぞれの脳の特徴は訓練すれば変えることができ、後天的にできるようになったことが大事」という点は、レッスン後のオンライン交流会でも、自身の経験に通じるという方が多く、実感のこもった意見を沢山いただきました。
手塚さんはじめ、ご参加の皆様本当にありがとうございました。

≪今後に向けての新発表も!≫

新型コロナウイルスの流行により、急きょオンライン開催となった今回の「キャリコンフェスONLINE」ですが、最終的には、全国から3日間で延べ150人の方にご参加いただき、オンラインながら多くの方とともに学びと交流が深められるイベントになりました。

また、DAY3の最後には、2020年度秋にも「キャリコンフェス」を実施する発表もされました!
ぜひご期待ください!

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