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キャリコンインタビュー
2018.11.28
キャリコンサロンには、様々な強みを持ったキャリアコンサルタントの方が所属しています。
今回は、キャリコンサロンの会員で、HRラボ(キャリコンサロンの運営会社)でも業務をおこない、どんどん経験を積まれている森田さんにお話をお伺いします。 キャリアコンサルタントになろうと思ったきっかけや、キャリアコンサルタントとしての活動についてインタビューさせていただきました。
機械を設計するためのシステム開発会社に勤めていました。そこで導入するシステムの運用支援のコンサルティングをしていました。
いきなりキャリアコンサルタントを目指し始めた訳ではなくて、長く勤めていた会社を辞めた後に経営コンサルティングの資格取得の勉強を始めました。その過程で、経営コンサルティングをするためにはカウンセリングの資格も必要だと思って、スキルを身に着けるために産業カウンセラーやキャリアコンサルタントの資格を取ったんです。
企業が発展するためには経営資源を有効に使う必要があると思うんですね。つまり、ヒト・モノ・カネ・情報ですよね。その中で人は特に大事で、発展しない会社は、人=コストが発生する存在だと捉えていると思うんです。
発展する会社は人を大事な資源だと捉えて、人を育てたり、従業員が満足するように企業努力をしていますよね。経営コンサルティングの勉強の中でそのことを知識として学びました。
キャリアコンサルタントは、企業と従業員のどちらにもアプローチして支援ができる仕事だと思い、キャリアコンサルタントの仕事に魅力を感じ始めました。
従業員さんと面談して、従業員さんの過去の自分のキャリアに対する考えや思い、現在の取り組みや将来のキャリアイメージをお聞きしながら、従業員さんの思いとか感情をうまく汲み取ってお話すると、従業員さんがいろんな気づきを得てくださるんですね。話を聞いてもらって良かったと言ってくださるんです。
そんな従業員さんの表情を見ていると、すごく楽になった顔をされていたり、意欲的な表情になられるんです。そういう場面を経験できると、その方のキャリアアップに貢献できたなと思うと同時に、従業員さんの向上心が上がれば会社にもプラスに働くので、やりがいがあるなと思います。
経営者に評価してもらいたい、という思いを持っていらっしゃる方は一番多いかもしれないです。不満とまではいかなくても、やりがいを感じられていない。どうしたら頑張れるかと聞くと、自分が貢献できるようになりたいと考えていらっしゃいます。あとは社員として会社を良くしようとあれこれ提案するけれど、受け入れてもらえないという感覚を持っている方も多いように感じます。
いろんな角度から質問を投げかけることで、その方に刺さるポイントを探りながら、お話をお聞きしていきます。
HRラボ代表の塚田さんと私に共通の友人がいて、それがきっかけで紹介していただきました。キャリアコンサルタントとしての仕事に関心を持っていたので、ご連絡を取らせていただきました。塚田さんやHRラボの理念をお聞きしてとても共感いたしまして、活動させていただくことになりました。
HRラボには昨年5月から関わらせてもらっているんですが、面談は半年ほどで50件以上は行わせていただきました。半年一緒にやらせてもらって、これからもっと活動していきたいと思っています。
企業の経営資源を高める支援がしたいというところや、キャリアコンサルタントの地位をもっと上げて行きたいという思いは私も強く思っているので、HRラボで頑張りたいと思っています。
これからどうしようか悩んでいる会社さんに「キャリアコンサルタントに相談するという選択肢」を持ってもらえるようになっていきたいです。キャリアコンサルタントに相談することで従業員さんの目的が明確になり、向上心が高まり、結果として生産性が上がるということを伝えたいです。
仕事の依頼がなかったら経験も積めませんよね。私はHRラボでの50件ほどの経験の中で、相手の感情に全意識を向ければ限られた時間でも心のうちをお話していただけるんだということがわかりました。キャリアコンサルタントとして相談に乗っていきたいという方は、キャリコンサロンの勉強会に参加してみることをお勧めします!
キャリコンサロンではHRラボと連携をし、全国のキャリアコンサルタントの方々が活躍できる機会を創り出したいと考えています。現在、全国で数十名の方が活躍してくださっています。今後さらにその人数を増やしていく予定です。
またキャリアコンサルタント一人ひとりの力量アップを目指し『勉強会』を毎月開催しています。過去のケーススタディを通して実践的な面談力を磨いたり、業界研究をしたり…様々な活動をおこなっています。ぜひ一緒に取り組みませんか?
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