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「キャリコンサロン研修部」第13回セッション活動報告

セミナーイベント情報

2022.02.27

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キャリアコンサルタントコミュニティ「キャリコンサロン」のメンバー限定企画。現在講師をされている方、講師をやりたい方が、お互いのことをシェアしながら、学び合う勉強会です。

第14回目のセッションは、『研修講師のファシリテーション力』を取り上げました。

活動概要

日時 2022年2月27日(日) 10:00~11:30
開催形式 オンライン開催
参加者数 約50名(キャリコンサロン研修部メンバー)
ファシリテーター 杉島 誠(キャリコンサロン研修部部長/キャリコンサロン)

プログラム/お話くださったサロンメンバー

◆研修部の説明など
◆研修デモ
◆グループディスカッション
「研修講師に必要なファシリテーション力と、その力を伸ばすために取り組むこと」

セッションスライドより(一部抜粋)

◆研修デモ(「コミュニケーション研修」を題材に)

ファシリテーターの杉島さんが、実際に研修現場で使っているスライドを使いながら、本番さながらの研修を45分間行いました。参加者は受講生役となりながら、ファシリテーションのポイントを学びました。

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◆グループディスカッション「研修講師に必要なファシリテーション力と、その力を伸ばすために取り組むこと」

研修デモを踏まえたディスカッションでは、講師として持つべきファシリテーションスキルや心構えについて、熱心に話し合いが行われました。

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【ディスカッションの感想より「ファシリテーションスキルとして必要な視点」】

・一体感を持てる環境作りが大切。
・参加者全員を巻き込むことが大切。
・講師の笑顔、否定されない安心感、雰囲気。
・自己開示が苦手な人に安心して話してもらえる場づくり。
・オンライン講師をする場合はチャットの対応力もファシリテーター力に求められる。
・参加者の様子をつぶさに観察し、巻き込む力。参加者を一人ぼっちにしない姿勢。
・双方向のやり取りの大切さ。
・セッションの後のまとめの時間に受講者の言葉を使うと一体感。
・質問者を承認する態度。
・参加者が研修内容を「自分ごと」に落とし込むために、参加者を巻き込む力。
・受験者の感想に対して臨機応変にポジティブフィードバック。
・心理的安全性を作る話し方やあり方。肯定承認+自分の想いを伝えること。
・冒頭が大事!参加者の想定される悩みなどを共有しながら、悩みの情景を思い浮かばせるような問い掛け。
・一方的な研修ではなく、参加者を巻き込んでおこなうこと。そのための導入部分の工夫。ひとりよがりにならず、柔軟に考える思考力。
・オンラインで反応をもらうために、反応練習したり、一度練習するのは必要。反応をしてもらったらきちんと反応返ししてあげることで、しやすくなる環境づくりも必要。
・冒頭で目的、メリットを伝える、チャットを使った双方向のコミュニケーション。
・参加者の意見を承認する、参加者への思いやりの言葉かけ。
・発言者の発言を否定しない。
・場を俯瞰してみる事ができる。

◆ファシリテーターに必要なこと

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参加者の声(一部抜粋)

■受講生が主体的に受講できる一体感のある研修作りが大切だと感じました。

■参加者の意見を否定しない、肯定的に受容する、そして、なぜそのように感じたかを訊くというお話にも大いに共感いたしました。

■研修の流れや受講のメリット、反応を拾うことの重要性を改めて感じました。中でも本日のテーマになっている講師側のフィードバックスキルを高める必要性を認識しました。

■導入での空気づくりや、時間に限りがある状況すら受講者とシェアして一緒に巻き込んで場を共につくっていく姿勢、FBの仕方など改めて大事なポイントを確認することができました。デモ研修後、グループで話し合えたことでまた自分ひとりでは気づけなかったポイントも多々あり、非常に有意義な機会でした。今後の登壇にも活かしていきたいと思います。

■ブレイクアウトルームで、杉島さんのファシリテーションの意図やスタンスについてのいろんな意見が出てきて、とても深い学びが出来ました。
「最後の〆の受講生が主体」というところ、「研修の中での発言は勇気が必要なところなので、必ず承認する」と言うところ。誰もおいてけぼりにならず、次の日からすぐに始められそうだと、みんなの意見が一致したのは、そこなんだとも思いました。

■準備、柔軟な対応力、参加者や発表者への敬意ある姿勢など改めて大事なポイントをとても多く学ぶことができました。自分にもっと必要な力やスキルもわかり、とても充実した時間になりました。今後に活かしたいと思います!

■そもそも研修のファシリテーション力、またそのポイントという視点で参加したことがなかったので、今日のセッションも学びが多かったです。特に自分だけで考えるのではなく、グループで様々な意見を聞くことで、理解が深まっていきました。冒頭の受講生の悩みの情景を思い浮かばせるような問いかけで、まず自分事化させていくというのは参考にさせていただきたいと思います。
また、テクニカル的な部分はたくさんあると思いますが、自分がうまく進めるというよりも、矢印をしっかりと受講生に向け、受講生の行動変容に繋げていくという意識が最も大事なことだと感じました!今回も貴重なお話をありがとうございます!

■研修は講師が一方的につくるものではなく、参加者を巻き込んで参加者と一緒につくっていくものである、ということが大事だと思いました。そのためにも、導入部分で今日の目的やゴールを伝え、具体的に自分にメリットがあると感じてもらえることが必要。ワーク前に細かい説明を入れることにも感動しました。それによって、参加者が研修の時間を余すことなく自分のために使うことができます。
研修講師として、参加者目線(依頼をしてくださる企業目線もプラス)をもつことが大切であり、参加者のためになるように柔軟に対応・思考することが大切だと感じました。ここに書ききれないほどの学びをありがとうございました。杉島さんの優しいファシリテーションすごく憧れます。

■冒頭に研修の目的・ゴールの共通認識から始まり、コンテンツにも大事キーワードがさりげなくちりばめられていた点が工夫されていると思いました。また発表者へのフィードバックも適切で心理的安全性もありました。「自分のコミュニケーションスタイル」を行うワークやスライドの文字量など、すぐに活用できそうな要素が短い時間の中に凝縮されている点も良かったです。

■実際に杉島さんの研修を受講すると細部にわたり、工夫があり、本当に学びが多い時間でした。特に相手を受容すること、語尾を曖昧にしないこと、グループでの意見交換によって自分自身への理解が落とし込まれていくことなど、気づきがたくさんありました。常に受講生側の視点に立つことが重要であることも大切であることがわかりました。とても良い時間で、感謝しています。

■研修の効果をより高めるために、ファシリテーターとしてのスキルがいかに重要か学ぶことができました。構成や話す内容も大変参考になりましたが、受講者へのフィードバック・リフレーミングがどれも的確で、講師側の経験による対応力や研修当日の体調をふくめたコンディションの準備もとても大切だなと感じました。

■短い時間の中で、様々な観点で意見交換ができました。あらためて、自分の中でも使ってみたいスキルも手に入りました。

■心理的安全性・自己開示が研修でもとても重要になることを、受講生の立場で実感することができました。また、杉島さんに合った研修スタイルではないかというご意見もあり、とても納得しました。講師側も自分を知り、最大限強味を活かすスタイルを確立することも大事だなぁと。同じチームの方々にはご教示+お話を聞いていただき、本当に感謝しています。

■オンラインでもリアルでも、やはり素敵だなと思う講師の共通点は、「声」もあるなと感じました。柔らかい口調、温和な感じ。少し高めな印象が心地よさを感じます。
「研修の冒頭(身近に発生している出来ないコト・背景など伝え、共感力と親近感を与える、応援もプラス)」「自分なりの答えを出す➔できないかもしれないと思う人にがんばってみようを思う」「スライド枚数も4枚でテーマごとに区切る」「FBに加えて、プラスオンした情報」「ワークの結果からワクワクやサプライズも用意」参加者が非常にお得になったような時間だと感じました!

■実際にデモ研修を受けながら研修講師について学ぶという頭がフル稼働の90分でした。杉島さんのファシリ力やポイントから学ぶことももちろん多かったのですが、さらにグループで意見シェアできる場面もあったりしたので、研修講師のあり方などについての皆さんのご意見もとても参考になりました。

■参加者の学びを最優先にするための細やかな仕掛けにグッと来ました。そして、何よりもチームとして学べるためのリフレクションや問いかけなどの配慮は、とても参考になりました。

■研修は受講生主体で、参加者の様々な意見や気持ちを尊重しながらテーマに添って(添わせて)いく力が必要なのだと感じました。そのためには傾聴、フィードバックする力、インタビュー力や質問力を高めていかないと…!とグループの皆さんとのディスカッションで気づくこともできました。

■本日も内容の濃い時間をありがとうございました。『研修の主役は受講者』という基本姿勢を体感することができました。杉島さんのコメント者へのフィードバックは、発言者が嬉しい気持ちになります。その瞬発力は、日頃心がけていらっしゃる、研修への熱い思いの現れなのだと感じました。短時間で駆け抜けましたが、充実した内容でした。毎回のことですが、研修部のクオリティの高さに感動しています。

■前回の研修部やスピンオフの企画に参加して学んだことを、実際にデモ研修を受けながら受講者を体験しながら、改めてファシリテーターを学ぶことができ、とても有意義な時間でした。

■今日は久しぶりに参加できて充実した時間を過ごせました。デモ研修を含めて2つの研修に参加できて非常に濃く、受講生としてはお得しかない90分でした。マコさんのファシリ力を学び、グループワークではご一緒した方からの学びも刺激的でした。
特に最後のシェアタイムで話題となったチャット対応力が印象に残っています。
キャリコンサロンの勉強会やイベントだとチャットも活用した双方向コミュニケーションがあたり前になっていますが、それはファシリテーターの方が的確にチャットを広い、ナチュラルに進行に組み込んでいるからだなと。口頭でのファシリテーションだけではなくチャットも含めて設計・対応できるようになることが講師力を高めるポイントにもなると思いました。私はチャットは苦手意識があるので、どのようなタイミングでチャットを活用するのかも今日は学びになりました。

■杉島さんのファシリテーション、わかりやすく丁寧な進行に圧倒されていました。最初に、受講者のメリットを伝えている点から引き込まれました。受講者のコメントの拾い方や、反応の仕方、要約して承認しつつ、プラスアルファの情報を提供する。経験と力量が出るところだと思いました。
研修講師の面接でご相談させて頂いた時に言われていたエッセンスが全て詰まっていて、改めて腹落ち致しました。

■実際の研修に参加する側はオンラインで緊張する部分もあるかと思うのですが、導入のしかたや、その場の一体感を作り出す技で、リラックスできるのだろうなぁ、と改めて実感しました。感想に対する臨機応変なポジティブフィードバックなど、勉強になることが盛りだくさんで、有意義な時間となりました。

■今日もとても濃いエネルギッシュな90分を経験させていただきました。研修は教えるのではなく、伝えて定着させてこその価値と改めて思いました。そのためのプログラム構成(講義とワークのバランス)やまとめの時間(受講者のワードを用いて、「受講者へみとめ」をしながら用意しているまとめへしっかりと導く)の工夫が強く印象に残りました。ファシリテーションのスキルは研修講師は必携と強く感じました。杉島さんのお人柄からでる雰囲気も、安心感を感じて積極的に参加する空気感を作られているなと思いました。ファシリテーションのスキルを意識しつつ、場の雰囲気作りも大切と実感しました。

■参加者のための時間との言葉通り細かな工夫がされている事がわかりました。目的の腹落ち、ワークやセッションのタイミング、分量、進め方の指示もご経験あってこそと思いました。また何より講師の方がもつ雰囲気の影響は大きいと実感いたしました。普段は1対1の面談メインなので複数人相手でも安心して内省や発言が出来る場を作れるようになりたいと思います。

■講師を目指していながら、お恥ずかしい箏にファシリテーションの重要性をあまり理解していませんでした!が、今日の研修部で新たな気づきがありました!企業研修では、行動変容の有無が研修の成果として見られますが、講師が情報を伝えた後に自分事化して主体的に行動していく

■頭では分かった気がするけど行動には移せないを乗り越える為にファシリテーション力が重要なんだな!と自分の中で納得が出来ました!また、杉島さんのフィードバックを拝見しながら、発表者への肯定的なコメントによって、チームも一緒に認められてるようで嬉しい気持ちになる事を体感しました!

■同じコンテンツを使ったとしても、参加される受講生の方々に合わせて進行方法を変える。とても大切なことを気づかせていただきました。自分よがりなコンテンツ作りに没頭し、受講者の方々にその内容を理解させることに注力してしまっていたことに反省しております。
今回、自分が受講者を経験したことと、メンバーの方々との意見共有により、いくつかの課題にも気づかせていただきました。思い込みをせず、参加者の気持ちや状況に配慮し、誰も置き去りにしないように確認しながら進行できるようになりたいと思いました。