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セミナーイベント情報
2020.12.04
開催日時 | 2020年12月4日(土)19:30-21:30 |
開催形式 | オンライン開催 |
定員 | 33名 |
ファシリテーター | 黒田 悠介(議論メシ) |
問いのオーナー | 村田あやな(議論メシ・キャリコンサロン)/塚田 亜弓(キャリコンサロン) |
プログラム
【問い】
「わたしたちがキャリアコンサルタントに相談する価値とは?」
(転職エージェント、コーチ、占い師、と違うキャリアコンサルタントならではの価値とは?)
【問いの背景】
キャリアに対するコンサルティングは無資格でも広く行われるなかで、名称資格であるキャリアコンサルタントとして、どんな価値を求められるのか、必要となってくるか?
【問いの目的】
問いに対してディスカッションしたうえで出てきたオリジナルな答えを意識した上で、本質的な価値を提供する。活動の場を定める・広げる。
【問いへの想い】
「キャリコンに相談する価値」について、キャリコン自身も言語化したうえで世間(相談者)に伝えられるようにしたい。
作成:Yunaさん(議論メシ)
作成:NORYさん(キャリコンサロン)
・キャリコンは過去と未来の伴走者。答えを出すのではなく、共に考える。
・苫米地メソッドはもう十分。ニッチなキャリコンたちで軍団を作ってしまおう。
・自分の人生、キャリアを考える(組み立てる)ことが重要な時代を迎えてはいるが、時代の過渡期・変革期(昭和的な仕事第一の考え)から仕事と仕事以外も含めた人生の在り方を決めていくことが幸せにつながると思う。そこを手伝っていくのが、キャリアコンサルタントの価値でもあるかも。※日本の中で世代間ギャップも多い、互いの価値観の違いの知る、そこからどう互いに歩みよるのか?その間に介在できる存在だと思います。
・コーチングとキャリアコンサルタントの違いが分からなかったのですが、「社内にその人が居たらいいか?」という議題で、上司にコーチングしてもらうのはOKですが、キャリアコンサルタントは外部の人がいいな~というので、すごくスッと腑に落ちた気がします。私は会社員ではないですが、もし会社員だったとしたら福利厚生で安く受けれる提携キャリアコンサルタントとかがあるといいなって思います!
・サービスの最大の強みを挙げたらわかりやすい。
・コーチングだと新しい価値観に出会いづらい。パラレルキャリアを持つキャリコンさんから新しい価値観に出会いたい。
・キャリコン相手に合わせてカウンセリングする(厳しくする、優しくする、第3者目線、依頼者目線)
・キャリアコンサル=仕事の相談というイメージだけど、実際は仕事だけに限定せず人生など多岐にわたっている。答えを出してもらうではなく自分から見つけにいくという視点だとキャリコンの価値は高いと思います。
・理論は勉強していないが経験で積み上げたベテランの人と、経験はないが理論がバッチリな人との差が価値の源泉になり得るのでは。
・10年スパンの伴走者。近くのかかりつけ医的な。Teenぐらいの子どものころから相談していく。お金がない人も利用できるよう健康保険の範疇にはいるといいな。キャリアコンサルタントという言葉はわかりにくいから、こどもの頃からまずは馴染んでもらう。
・「転職エージェント」は何をするか分かりやすい。キャリコンは、何をするのかよく分からないし、誤解も多い。もっと分かりやすい名前をつけたら…?w
・キャリアコンサルタント、スタンス/無色。提供価値/人生の指針、キャリアだけにとどまらない。働くにまつわるエトセトラを高めていく。
・ふわっとした状態からアセスメントしてくれる。その後も長期で伴走してくれる。
・会社員にとって、コーチのノウハウは上司にあって欲しく、キャリア相談は外部にしたいと感じるかも。
・キャリコン以外の3つ(転職エージェント、コーチ、占い師)は引っ張ってもらう要素がある。キャリコンが一番クライアントさんの着地点に自由度がある。
・キャリコンだけではダメで、自分のキャリアを見える化し、「この人の話をしたい」と思わせるキャラづくり。
・キャリコンでもコーチでも占い師でもエージェントでも名前は関係ない。客から見たら、知識が増える・考え方が変わる・行動が変わる⇒その結果、客が良い結果だと思えば価値があるし、客がそう思えなければ価値がない。
・まずは!自分のキャリコンの特徴を言えないとね!
・占い師はクライアントの外的要因からサポート。キャリコンは内的要因からサポート。
・仕事をしている全ての人の相談入り口。そこからコーチングや場合によっては占いなどに流れる。
・人生の伴走者。
・キャリコンを持っているだけでは価値が無い。キャリコン+自分のスキル(専門性)の掛け合わせが必要。
・キャリア・プライべート両面から悩みにフォーカスして一緒に考えてくれる人。悩みに指針も与えてくれるが、自分の中にある答えにも寄り添ってくれる。
・転職エージェント、占い、コーチングは答え(ゴール)がある(答えを求めてくる)。一方、キャリアコンサルタントは相談者自身が答えを導き出す、気づく。日本人はレールに乗ってきた、決めてほしい、答えが欲しい気質の人が多い、だから占い師には3万払える。
・キャリコン自身が自分のサービス・特徴を明確に言語化する必要がある。
・ジェネラル+ニッチ(得意)で攻めるために自分の得意領域を知る必要がある。
・キャリコンは[転職エージェントのような情報提供]と[コーチのような伴走]と[占い師のような後押しとワクワク]の全てができる職業。しかも[カウンセラーのような整える]役割もできるいいとこどり!これ!というテーマがなくてもゆるく話を聞いてもらって自分の考えをまとめることができる。
今回は、議論メシさんとのコラボイベントとなりましたが、 『DaaS (Discussion as a Service)的に非常に勉強になった回でした。』 『talkで3万以上の価値を出すのは難しいのは非常に分かります。ただ、「これは3万円の価値があります」って言えばそれが価値なので。相手に真摯に対応すれば相手に伝わるとは思ってやるしかないと思っております』 『ストレートに議論できて楽しかったです!』 というポジティブなお声が飛び交いました。
企画運営に関わってくださった皆様、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!
今後もキャリコンサロンでは、他団体様とのコラボイベントを計画しています。ご一緒いただける団体様がいましたら、是非ご相談ください。