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HR Column

キャリアコンサルタントに関するコラムや最新情報など随時更新しています。

【職業理解シリーズ】看護職のキャリアとは

事例インタビュー

2021.10.23

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【職業理解シリーズ】国家資格キャリアコンサルタントと語る! 〜看護職のキャリアとは!?〜

「看護職」という職業。看護職とはどんな仕事なのか・何がキッカケでその道に進んだのか・どうすればなれるのか。やりがい・難しさ・資格の有無?年収?etc…現役の看護職さんをお招きして、その魅力とライフキャリアに触れるオンラインイベントを開催いたしました。

看護職の仕事とは

保健師・助産師・看護師・准看護師のこと。
保健・医療・福祉の幅広い分野で人々に寄り添い、健康を守っています。

保健師、助産師、看護師として働くためには国家試験を、准看護師は都道府県の試験を受けて合格し、免許を得ることが必要です。
参照)日本看護協会:https://www.nurse.or.jp/aim/become.html

ゲストスピーカー/看護職さん

成瀬健一 さん
キャリアコンサルタント
株式会社エス・エム・エスにて2008年から約10年看護職の転職支援に従事。
2020年キャリアを軸にした看護師コミュニティArchNurse(アーチナース)を設立。

山下優花さん
看護師/保健師/高等教諭一種免許状(看護)/医療経営管理学修士(専門職学位課程) 都内大学病院に看護師として従事しながら複数の看護師コミュニティの運営に携わる。

野村奈々子さん
看護学生 看護学生の未来を切り拓くWEBメディア「看たまノート」を立ち上げ、運営に関わっています。 看護学生向けのキャリア支援プログラムを展開しその活動が多くのメディアに掲載をされる。

鈴木諒平さん
株式会社DelightCare よぞら訪問看護ステーション 代表
大学病院での勤務を経て、訪問看護ステーションへ転職。その後、大田区で訪問看護ステーションを立ち上げ現在に至る。

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看護職(看護師)になるには?

・看護師になるには、大学または3年以上の教育を受けて、看護師国家試験に合格する必要があります。
・4つのパターンがあり、最短では20歳で取得が可能です。

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出典)日本看護協会「看護職を目指す方へ」

・10年間で合格者数は50,000人から65,000人へ。
・保健師・助産師の教育プログラムがある大学では、看護師に加えて保健師・助産師の国家試験受験資格を得ることができます。

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出典)マイナビ看護師「【速報】看護師・助産師・保健師 国試2018合格発表!」

看護職(保健師)になるには?

・保健師になるには、1年以上の教育を受けて、保健師国家試験に合格する必要があります。あわせて、看護師国家試験に合格している必要があります。
・4年制大学で取得をする方が一般的、なかには看護師取得後に再度勉強する方もいます。
・保健師・助産師の教育プログラムがある大学では、看護師に加えて保健師・助産師の国家試験受験資格を得ることができます。

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出典)日本看護協会「看護職を目指す方へ」

・保健師は2016年から合格者数が半減。→保健師が増加しすぎた。
・保健師・助産師の教育プログラムがある大学では、看護師に加えて保健師・助産師の国家試験受験資格を得ることができます。

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出典)マイナビ看護師「【速報】看護師・助産師・保健師 国試2018合格発表!」

看護職のキャリアイメージ

▼投影資料(一部抜粋)

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看護職の給与とは?

❏新卒
月給:27万円/年収:約400万円

❏10年
月給:32万円/年収:約510万円
※非管理職

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出典)日本看護協会:看護職の給与データ(2018年版)

看護職を取り巻く環境とキャリアの課題

1. 医療業界での専門職であること
学生からほぼ決められたレールで社会人となり自身のキャリアに受動的になりやすい。社会的ニーズの高い専門職であるため職能を越えたキャリアのイメージを持ちにくい。

2. 女性特有の課題
日本における古いジェンダー観の影響を受けやすく、キャリアがライフイベントに影響されやすい。自分の”本当にやりたい”ことを犠牲にせざるを得ない。

3. 紹介会社や求人サイトの乱立
看護師の人材不足によって紹介会社や求人サイトが増え、選ばなければ転職は容易にできる。そのため自己理解が不十分なまま転職をしてしまい転職後に後悔する。

→自身のキャリアに向き合う機会が少ない。
ここを解決するために、ArchNurseさんの活動があり、キャリコンサロンとしても協力支援ができればと強く考えています。

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イベント概要

日時 2021年10月23日(土) 10:00~11:30
開催形式 オンライン開催
参加者数 約25名
企画 塚田 亜弓(HRラボ株式会社/キャリコンサロン)
運営 成瀬 健一、宮本 哲秀(キャリコンサロン)

プログラム

◎看護職としての経歴・活動の紹介

◎看護職のキャリアを知る
・看護師になるためには、保健師になるには
・看護職の就業状況、キャリアパス、給与、看護師を取り巻く環境etc…
・看護師の人材不足について

◎ブレイクアウトルーム「看護職×ライフキャリアプラン」

・看護学校でキャリアに関する授業は導入されてる?そういった流れはある?

一部の学校で取り入れられているが、多くの学校ではまだ取り入れられていない。導入しているところはキャリア教育に熱心な先生がいらっしゃるようなところ。

看護職の方にキャリアコンサルティングを行う場合、自己理解を促すためのポイントはありますでしょうか?

自己理解においても看護師という資格に縛られてしまう傾向があるので、その枠をいったん外して、看護師という役割をなくしていくことがまず大切だと思います。

「転職が前提ではない就職支援」とは?

看護師は忙しく、相談する相手も限られる傾向にあり紹介会社にキャリア相談をするケースが多く、はじめから転職ありきの相談になってしまうことが多い。そうではなく、まずは現状のキャリアの課題抽出や自己理解をできるような支援という意味合いです。

院内で昇進、昇格を望む看護師は多い?少ない?

大学病院の場合、看護師の人数が多い為、主任・師長クラスになるには15年以上かかる。病院規模によるが、大学病院に勤務する多くのナースは昇進・昇格は希望していないと思われます。

男性看護師の育休取得状況は?

かなり現場と戦ったと思われます(笑)まだまだ普及はしているとは言い難い状況です。

参加者の声(一部抜粋)

■もっともっとお聞きしたかったですが、色々な立場(独立した方、起業経験者、現役学生、転職支援)の方々の現場の声を聞けて、大変勉強になりました。 みなさま、ありがとうございました。

■『医療従事者のメンタル的な負荷』や『専門職だからこそのキャリアチェンジが行いにくい』というリアルを知ることができました。看護大学生、看護職に勤められている方に対しての面談の際にそのあたりも気を付けながら寄り添っていきたいと思いました。

■看護師の方に私自身が「看護師さん」という先入観をもたずに支援することも大切がだと思いました。

■看護師の世界しか知らない人が多く、閉鎖的な環境な上、コロナ禍で無理を強いられている看護師が多いと聞き、改めて感謝の気持ちとキャリコンとしてサポートできることがあればと考えました。貴重なお話をありがとうございました。

■専門性が強い分 レールに敷かれて進む中で自分のキャリアに向き合うこと少ないと聴いて驚いきました。大学生の支援をしている中で教員や保育関係に就職する学生にも似ていると感じました。まさにライフイベントの多い女性には、キャリアコンサルタントは必要なキャリア支援なんだと強く感じました。すごく勉強になりました。

■本日はありがとうございます。看護職の方への寄り添い方についてお話をお伺いして大変参考になりました。

■現場のお話、それぞれの思いが聞けてとても勉強になりました。

■医療業界を多少は知っている身ではありましたが、実際の現場はもっと逼迫しているし、キャリアに悩む看護師さんが潜在的に多いのではと強く感じました。

■山下さんの看護師だって別のキャリアを歩むことができるというお話がとても印象的でした。学校を卒業して、自身のキャリアを考えることがほとんどないという、業界の特性もあるとのこと、キャリコンとしても色々ご支援できればと思いました。

■看護師の方々がキャリアに関して受動的だったり「他の道がわからない」ということは「なるほど」と思いました。 山下さんのアイドルとしての活動、親しみやすい立場になった上でハンドマッサージなどを通じながら通院勧奨に繋げることが出来たという話が心に響きました。支援の仕方には色々な形がある、と改めて思い知らされました。

■本日はありがとうございました。ものすごく勉強になりました!

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